オフィスの間仕切りにLGS壁を選ぶべき理由と選定ポイントとは
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今回は、オフィスの間仕切りとしてLGS壁を導入するメリットと、後悔しないための選び方について分かりやすく解説します。

LGS壁とは?基本的な特徴と他の間仕切りとの違い
LGS壁の「LGS」とは「Light Gauge Steel(ライト・ゲージ・スチール)」の略語で、日本語では軽量鉄骨を意味します。軽量鉄骨を骨組みにして、その両側へ石膏ボードを貼り付けて仕上げる壁のことです。パネルを組み立てるパーテーションとは異なり、床から天井まで施工されるため、本来の壁に近い仕上がりになります。
一般的なアルミパーテーションやスチールパーテーションが工場で作られたパネルを組み合わせるのに対し、LGS壁は現場で職人が一から造作する点が大きな違いです。
オフィスにLGS壁を設置する2つのメリット
それでは、多くのオフィスでLGS壁が選ばれている理由を、代表的な2つの利点からご紹介します。
メリット1 デザインの自由度が高い
LGS壁の一番の魅力は、仕上げのバリエーションが豊富であることです。クロスや塗装を用いることで、オフィスのデザインコンセプトやコーポレートカラーに沿った空間を作ることができます。木目調で温もりを演出したり、アクセントクロスでスタイリッシュな雰囲気を加えるなど、理想の内装に近づけられます。
メリット2 用途に合わせた壁を構築できる
壁内部にグラスウールなどの吸音材を入れることで、防音性の高い会議室を作ることが可能です。また、石膏ボードを使えば耐火性を備え、防火区画として利用できます。さらに、強度面でも優れており、下地補強を加えることで大型モニターやホワイトボードを設置できる強固な壁を造作できます。
LGS壁のデメリットと注意点
メリットが多いLGS壁ですが、導入にあたって注意しておきたい点もあります。
デメリット1 施工期間が長くなる
LGS壁は現場で組み立てから仕上げまで行うため、パネル式のパーテーションに比べて施工期間が長くなる傾向があります。業務に支障を出さないよう、工期は事前にスケジュール調整を行うことが欠かせません。
デメリット2 移設や撤去が容易ではない
一度設置すると、解体や撤去が必要になり簡単に移動できません。そのため、今後のレイアウト変更が多く見込まれるオフィスでは不向きです。恒久的な壁が必要な場所に設置するケースに適しています。
LGS壁を選ぶ際に失敗しないための選定ポイント
導入後に後悔しないために、LGS壁を選ぶ際に押さえておきたい3つのポイントを解説します。
ポイント1 間仕切りの目的を明確にする
まずは「何のために間仕切りを設けるのか」を明確にしましょう。例えば「隣室への音漏れを抑えたい」「来客の視線を遮りたい」「集中作業ができる個室が欲しい」など、目的によって求められる性能が変わります。目的がはっきりしていれば、必要な仕様を選定しやすくなります。
ポイント2 将来のレイアウト変更を考慮する
LGS壁は恒久的な設置が前提です。今後の事業展開や人員の増減で大幅なレイアウト変更の可能性がある場合は、移設可能なパーテーションを選んだ方が適切かもしれません。
ポイント3 信頼できる業者に相談する
LGS壁の性能を十分に引き出すには、適切な設計と確実な施工が欠かせません。オフィス間仕切り工事の経験豊富な専門業者に相談し、要望や懸念点を伝えることで、最適なプランを提案してもらえます。
LGS壁はデザイン性と機能性を両立できる間仕切りであり、オフィスの価値を大きく高める要素になります。メリットとデメリットを正しく理解し、自社の目的に合った活用方法を見極めることで、理想のオフィス空間を実現できます。
神戸オフィスづくり.comについて
我々、神戸オフィスづくり.comは、兵庫県神戸市で1963年に創業し、50年以上にわたりオフィスづくりのお手伝いをしています。私たちは、オフィス内装工事やオフィスレイアウト設計、オフィス移転、パーテーション工事、OAフロア工事など、オフィスづくりに一括対応しています。
オフィス内の工事であれば、今回のような間仕切り工事についても、計画段階から施工まで一貫してサポートすることが可能です。オフィスづくりに関するお悩みがありましたら、ぜひお気軽にご相談ください。
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