2025.06.03 オフィス移転 オフィスレイアウト設計 スケルトン天井とは？オフィスデザインで人気な理由や改装費用について紹介

こんにちは。
神戸オフィスづくり.comを運営しています株式会社キノシタです。
神戸オフィスづくり.comは兵庫県神戸市を中心にオフィスの環境作り、オフィスメンテナンス工事、オフィス内装工事、オフィス移転など、あらゆるオフィスづくりに対応しております。

今回は、スケルトン天井がオフィスで人気な理由や導入費用について紹介します。

スケルトン天井とは？

スケルトン天井とは、従来の石膏ボードやジプトーンなどの天井材を撤去し、梁やダクト、配管をあえて見せるデザイン手法です。天井材を取り除くことで、実質的に天井高が40〜50cmほど高くなり、閉塞感のある空間が一気に開放的に生まれ変わります。
また、老朽化して汚れが目立つ天井を一掃することで、空間全体の印象が一新され、職場環境の改善にもつながります。

近年では、居抜き物件をそのまま活用する企業が増えており、スケルトン天井は、既存の建物を活かしつつ、最小限の工事でオフィス空間を刷新できる手段として注目されています。

スケルトン天井がオフィスで人気の理由

スケルトン天井が人気を集める最大の理由は、「開放感」と「デザイン性」です。天井が高くなることで空間にゆとりが生まれ、圧迫感が軽減されます。この開放的な環境は、社員の創造性や集中力を高める効果も期待されています。
また、梁や配管を見せることでトレンド感のある“おしゃれな”オフィスを演出できるのも魅力のひとつです。閉鎖感が少ない環境では、制限を感じることなく人々の自由な発想を促し、独創的なアイディアの創出につながります。

スケルトン天井導入時の注意点

スケルトン天井には多くのメリットがありますが、導入にはいくつかの注意点もあります。

・空調効率の低下
天井が高くなることで、特に暖房の効率が下がる傾向があります。暖かい空気が上にたまりやすくなるため、サーキュレーターの導入など、空気循環の工夫が必要です。場合によっては光熱費が増えることも考慮する必要があります。

・コストの見積もりと調整
スケルトン天井の施工費用は、一般的に1坪あたり約5万円が目安とされていますが、実際の費用は建物の構造や工事内容によって大きく変動します。天井材の撤去に加え、照明や空調の再設置、配線整理、消防設備の設置、廃材処理など多岐にわたる作業が必要になるため、事前の見積もりは慎重に行いましょう。

ただし、もともと天井が撤去されている居抜き物件であれば、追加の解体作業が不要なため、比較的コストを抑えて導入することが可能です。

また、賃貸物件の場合、スケルトン状態で入居し、そのままの状態で退去する場合には原状回復義務が免除されるケースもあります。ただし、契約内容によっては例外もあるため、事前に貸主としっかり確認しておくことが重要です。

スケルトン天井に向いている企業

スケルトン天井は、以下のような企業やオフィスに特に適しています。

・天井高を確保したい企業
圧迫感をなくし、空間に広がりを持たせたい場合に効果的です。

・デザイン性を重視する企業
クリエイティブな印象を与えるオフィスづくりを目指す企業に最適です。ベンチャー企業やIT・デザイン業界などで特に支持されています。

スケルトン天井を成功させるためのポイント

スケルトン天井は「ただ天井を剥がせば完成」というものではありません。むしろ、露出した部分がインテリアの一部になるため、細部まで丁寧に仕上げることが求められます。

たとえば、配管やダクトの整列、塗装の色合いの選定、照明器具のレイアウトなど、空間全体のバランスを考慮することが重要です。これらを丁寧に設計・施工することで、無機質になりがちな空間も洗練されたスタイリッシュな印象に仕上がります。

神戸オフィスづくり.comについて

我々、神戸オフィスづくり.comは、兵庫県神戸市で昭和38年に創業し、50年以上にわたりオフィスづくりのお手伝いをしています。私たちは、オフィス内装工事やオフィスレイアウト設計、オフィス移転、 パーテーション工事、OAフロア工事など、オフィスづくりに一括対応しています。

オフィスの工事であればオフィス移転に関する解決方法の模索から業者の選定、施工まで一括で臨機応変に対応することが可能です。オフィスに関することで何かお悩みのある方はお気軽にご相談ください。

神戸オフィスづくり.comのオフィス内装工事はこちら
神戸オフィスづくり.comへのお問い合わせはこちら