2024.11.21 地震対策・防災対策 オフィスの地震対策で、書庫・キャビネットの転倒防止をする方法

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今回はオフィスの地震対策で、書庫・キャビネットの転倒防止をする方法についてご紹介します。

書庫・キャビネットの転倒防止の必要性について

地震大国である日本では、オフィスにおける地震対策は欠かせません。オフィスには、書庫やキャビネットなど、重量のある家具が数多く設置されています。これらの家具は、地震の揺れによって転倒し、従業員に怪我を負わせるだけでなく、避難経路を塞いでしまうなど、二次災害を引き起こす可能性も孕んでいます。そのため、書庫やキャビネットをしっかりと固定し、転倒を防ぐことは、オフィスにおける地震対策として非常に重要です。

近年では、地震対策への意識が高まり、オフィス家具の転倒防止は多くの企業で導入が進んでいます。しかし、まだ対策が不十分なオフィスも多く存在します。従業員の安全確保と事業継続のためにも、書庫やキャビネットの転倒防止をおすすめします。

キャビネットを転倒防止する方法

キャビネットの耐震設置には、以下の方法があります。

壁固定
強度の強い壁にＬ字金具で固定します。最も効果があり、施工も簡単です。

床固定
強度の強い壁が周囲に無い場合や部屋の中央に設置する時は床固定します。

上下連結
積み重ね型のオフィス什器は上に置いた収納の落下防止で上下連結します。

左右連結
隣り合うオフィス什器を左右連結することで安定性が増します。

転倒防止を行う際の注意点

オフィス家具の転倒防止は、地震対策として非常に重要ですが、いくつかの注意点があります。

1.家具の重量と高さを考慮する

軽い家具には、簡易的な固定方法で十分な場合もありますが、重い家具や背の高い家具は、より強力な固定方法を選ぶ必要があります。

2.設置場所の状況を確認する

壁面や床面の材質や強度によって、適切な固定方法が異なります。例えば、石膏ボードの壁に重い家具を固定する場合は、下地を補強する必要があります。

3.固定金具の強度を確認する

家具の重量や設置場所に合わせて、十分な強度を持つ金具を選びましょう。強度が不足すると、地震時に家具が転倒してしまう可能性があります。

4.定期的な点検を忘れずに行う

固定金具は、時間の経過とともに緩んでしまうことがあります。定期的に点検し、緩みがあれば締め直すことで、安全性を維持することができます。

神戸オフィスづくり.comについて

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